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  • 〈THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL〉開催記念!〈テスラは泣かない。〉インタビュー

 

鹿児島愛、炸裂!〈テスラは泣かない。〉インタビュー!!

ついに来週末、10月5日(土)・6日(日)に迫った〈THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019〉!2日間で総勢50組を超えるアーティストが桜島の麓に集結する九州本土最南端ロックフェスは、フェスならぬ〈ヘス〉の愛称でもすっかりおなじみですね(“へ”は、鹿児島弁で桜島の“灰”のことですよ〜!)。

昨年は〈ヘス〉発起人の一人であるSOIL&”PIMP”SESSIONSのタブゾンビさんに突撃したくらしマップですが、今年は鹿児島出身の“マグマロック”バンド〈テスラは泣かない。〉にインタビューです!

鹿児島県民には、鹿児島銀行のCM(2015年)でもおなじみですよね!ボーカル&ギター、そして作詞作曲を手掛ける村上学さんに〈ヘス〉の魅力や、鹿児島出身アーティストならではのエピソードを伺いました!ファンも知らない(!?)熱〜い話がたっぷり。必読です!

 

2年連続出演!〈テスラは泣かない。〉に聞く〈ヘス〉の魅力

よろしくお願いします。今日はこの取材のためだけに鹿児島から渋谷まで来てくださったんですよね。え?日帰り?わー、なんかすみません……!

(こ、腰が低い……!)とんでもない!こちらこそ、お忙しい中お時間いただきありがとうございます。早速ですが、これ、お土産です!鹿児島大学時代に結成し鹿児島で長く活動されていたみなさんですから、あえて有名なお土産は外しまして……

まるぼうろ、げたんは、あく巻……!!

〈かごしま特産品市場〉で人気の昔懐かしの鹿児島銘菓です!学生時代にはあまり食べる機会がなかったんじゃないかと……

そんなことないですよ。僕、出身は宮崎なんですけど、祖母が鹿児島で。おばあちゃんの家でよく食べてました。あく巻も好きですよ。……あっ、このまるぼうろ、錦江町の和菓子屋さんのものなんですね!僕、錦江町のイメージソングも書かせてもらってるんですよ。鹿児島純心女子短期大学と共同でのプロジェクトのオファーをいただいて。

そうなんですか!すみません、知らなかったんですけど(滝汗)、これは縁がある!今日はいいインタビューになりそうです!

(笑)錦江町ではないですが、すぐ隣の南大隅町でも『Like a swallow』のMVを撮影したりもしているんですよ。

美しいコーラスと、高台から望む夕暮れの錦江湾が作る世界観が、本当に素敵なMVですよね〜。私も大好きです!現在は東京が拠点ですが、地元・鹿児島での音楽活動も盛んなんですね。
そんな〈テスラは泣かない。〉の次なる舞台が〈THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019〉ということで!お話を伺わせてください!

はい、昨年の第1回に続き、2回目の出演になります。

他にもいろいろなフェスやライブイベント出演されていると思いますが、出演者から見て、〈ヘス〉ならではの魅力って、どんなところですか?

やっぱり桜島が圧巻ですよね!日本各地でフェスはありますけど、こんなに雄大な桜島があって、時々噴火したりもして。噴煙を上げる桜島の下で音を鳴らすっていうのは……ここに来ないと味わえない感覚です。
去年も、すごいロックバンドが夕暮れの桜島をバックに……という景色を見て。どんなにお金をかけても演出できない特効ですよ。唯一無二のフェスだなと思います。
あと、薩摩ステージと大隅ステージが隣に並んでるのもいいんですよ。移動しなくても両方のステージをずっと観ていられるのは、良いシステム!

わかります!観たいアーティストをハシゴするのに広大な会場を大移動しないといけないのは、大変ですもんね〜。次々と登場する有名アーティストと、溢れる音楽。そして桜島。この空間は、桜島を見慣れている鹿児島県民にもぜひ一度体験してほしいですね。
フェス飯もとい“ヘス飯”はどうですか?アーティストのみなさんも、“ヘス飯”食べたりできるんですか?

去年は会場で地元の友人と会ったので、一緒に“ヘス飯”食べましたよ。美味しかったです!バックヤードにも鹿児島の美味しいものがたくさんあるので、それも〈ヘス〉の楽しみのひとつなんですよね。食べ物はかなり美味しい!
焼酎やお酒のブースもたくさんありますし、食事とアルコールを楽しみながら音楽も楽しんでもらえたら

〈ヘス〉でどう過ごすかを考えるとワクワクしちゃいますよね。村上さんならどうします?この時間に食事して、この時間はこのステージ観たいな〜とか。

う〜ん、そうですねぇ。〈DAY 1〉に関しては……20時台は僕らしかいないので、僕らを見るしかない(笑)。これ一択ですね!

た、確かに!(笑)いや〜いきなりバンドのPRをぶっこんで来ましたね!さすがです(笑)。
今年はクロージングアクトという位置付けで、薩摩ステージ・大隅ステージでタブゾンビさん率いる〈SOIL&“PIMP”SESSIONS〉〈ももいろクローバーZ〉がブチ上げた後を、与論ステージの〈テスラは泣かない。〉がシメるんですよね。これは大役……!

興奮や余韻とともにまだまだ音楽に浸っていたい時間帯ですよね。そこに〈テスラは泣かない。〉の“エモい”ロックサウンド。気持ちの良い夜になりそうですね……!

そういう意味合いを込めて、僕らはこの時間帯に入れてもらったんだろうと思っているので。〈ももクロ〉の薩摩ステージから与論ステージまで、みんながゆっくり移動できるように一曲目は適当にやっとく……ってことはないですけど(笑)。あまり急いで帰らずに、僕らを観て帰ってもらえたら。
あと、できればいい感じの酔い加減で僕らの時間に来て欲しいので、あまり早くに飲み始めずに(笑)

しっかりペース配分して(笑)、最高の音楽の夜にしたいですね。

そんなひと時にぴったりな最高のセットリストを用意していますので。ぜひ〈ヘス〉を最後の最後まで楽しんでいってください!

 

鹿児島ラーメンから生まれる〈テスラ〉の音楽哲学!

〈テスラは泣かない。〉そして村上さんについても伺わせてください。まずは鹿児島県民として注目せずにいられない村上さんの経歴から!
ラ・サール中学・高校から鹿児島大学医学部へ。在学中に〈テスラは泣かない。〉を結成。卒業後、研修医を経てデビュー。
アーティストとしてはかなり異色の経歴だと思いますが……これをそんなにオープンにしてないのもまた驚きです。ラ・サールに鹿大医学部ですよ!?

“なんとか芸人”とかプラスアルファが活きる時代だというのはわかっているんですが、まずは自分自身じゃなく自分からアウトプットされたものが商品になってほしい、という思いがずっとあって。
鹿児島の祖母が、教育熱心な人だったんですよ。自分の子をラ・サールに入れるという夢があったんですが、生まれたのは三姉妹。おかげで孫の僕が、小さい頃からちょいちょいラ・サールの情報を入れられまして(笑)。気づいたらラ・サールに入ってました。

気づいたらラ・サール……凡人には一生言えないフレーズBEST3に入るやつです(笑)。

鹿大医学部に進学するところまでは家族も「やったー!」という感じだったんですけど。途中で足を踏み外し、音楽の道へ。

のちほどご紹介する新ミニアルバム『CHOOSE A』のテーマの一つである“選択”にも通じるかと思うのですが、医者の道に進むのを辞めて音楽で食べていく、という決断に迷いはなかったんですか?

僕に関しては、全く迷いはなかったです。〈テスラは泣かない。〉を始めたときから、音楽で行けるところまで行きたいというのがあって。大学も一年休学したんです。「この一年の間に芽が出なかったら諦める」と決めて。

でも、その後卒業し研修医として働き始めたということは……。

一年休学してもどうもこうもならなかった。仕事をしながらも音楽活動は続けていて、自主制作のCDを作ったりしているうちに、今の事務所に見つけてもらえました。

キターーー!そこで迷わず音楽の道かあ……それは嬉しかったですよね。

でも、「これで音楽デビューできる、CD出せる!」という嬉しさではなかったですね。
ずっと鹿児島に閉じこもっていた当時の僕にとって、東京という場所は未知の世界、テレビの中の世界でした。鹿児島では「自分は人と違うことやっている」と思っていましたが、それが、東京の第一線でやっている人にも通じた。
僕は確かに違うことができていたんだなって、確信と自信を得られた嬉しさのほうが大きかったです。

東京に出て、今では全国も回っている村上さんから見た鹿児島って、どんな印象なんですか?

ん〜〜〜(熟考)。そうですね、言葉にできるものできないもの含めて、鹿児島にしかないものってやっぱりたくさんある。例えばなんですけど、最近メンバーと話したのは、「鹿児島ラーメンの店が東京にないのはなぜか」。

確かに!かなり数少ないですよね。

東京でも各々ラーメン食べますけど、美味しいラーメン屋に出会ったことがないねって。みんな、舌が鹿児島ラーメンしか受け付けないんです(笑)。まろやかなトンコツスープに、キャベツが乗ってて、ラーメンの前に大根の漬物を食べて。あれが一番うまいラーメンなんで。
で、こんなに美味しいのにどうして東京にはないのか。それは東京では流行らないからなんじゃないか。……そこで僕らが思った結論は「あれは鹿児島で食うから美味しいんじゃない?」

なるほど。

ファンタジーのようですけど、鹿児島の時間・空気感の中でしか鹿児島ラーメンはできないんじゃないか、と。東京で作っても同じ味にならない、あれは鹿児島で食うからいいんだ、と今は思っていて。
食事に限らず、人だってそう。僕らもそう。東京に来てキャラ変わったって言われます(笑)。鹿児島の中で育っているからこそ、形を保っているものってたくさんあるんだと思います。これは東京に出ないとわからなかったな。

鹿児島ラーメンから哲学が生まれた……!(驚)そういう意味では、〈テスラは泣かない。〉の音楽の中ににじみ出てしまう“鹿児島っぽさ”ってあったりするんですか?

それに関しては、意識して残すようにしています。言葉のイントネーションが違うじゃないですか。「なんとか〜↑」って語尾を上げる言い方で育ってるので、僕にとってはその言葉は「なんとか〜↑」。
イントネーション=音程で、東京っぽく言うと「なんとか〜↓」と下がるから、音程も尻下がりにしたほうが東京っぽいJ-POPになると思うんですけど……
果たして、それを僕がするのは正しいのかなと。
もしかしたら東京の人が聴いたら違和感を感じることがあるのかもしれないけど、言葉や音程はできるだけ自分のナチュラルな発音に近づけています。

鹿児島を愛し、鹿児島で音楽をやってきた、という村上さんの矜持から音楽ができている。音楽って、深いんですね!そして、〈テスラは泣かない。〉のみなさんの鹿児島愛も深い!そんな村上さんが愛してやまない鹿児島の店があれば、ぜひ教えてください!

鹿児島市唐湊にある〈お好み焼のんちゃん〉ですね。18の頃からずーっと通ってて、学生時代はベースの吉牟田とよく2人で行ってました
おすすめは“豚卵巻き”!僕、お好み焼きは食べたことがなくて、いつも“豚卵焼き”なんです。豚肉を焼いたのを卵で巻いて、お好みソースとマヨネーズがかかってる……自分でも作れそうなのに、いろいろコツを聞いてみても全然同じ味にならなくて。鹿大の近くにもう1店舗あるんですが、やっぱ唐湊店のほうです。唐湊店の味が好き!

今でも鹿児島に帰ってきたら〈のんちゃん〉へ?

行きますよ。

お一人ですか?メンバーと一緒に飲んだりは?

僕ら東京でずっと一緒にいるから、鹿児島でもつるむとかあんまりしないんです。だから夕方頃じゃあねバイバーイって別れて。でも……〈のんちゃん〉に行ったらなぜか吉牟田がいる(笑)。あれ〜?って(笑)

あはは、吉牟田さんも〈のんちゃん〉ファンなんですね(笑)。

結局吉牟田と2人で“豚卵巻き”食べて(笑)。そんなことが2、3回続いたので、今は「吉牟田今日のんちゃん行く?」「行く」「じゃあ俺は明日にする」って(笑)。そんな感じで、僕と吉牟田がとてもお世話になっている店です。CDも置いてもらっているので、ぜひ食べに行ってみてください!

 

一番大切なものを……〈テスラは泣かない。〉の新曲公開!

先ほどもちょっと触れましたが、ミニアルバム『CHOOSE A』が2019年10月2日(水)にリリースされるんですよね!私も聴かせていただきましたが、例えば県民が一番聴いているであろう『アンダーソン』と比べると、この数年でかなりの進化・変化があったように感じました。
リリース資料に【バンドを続ける中で数々の選択(CHOOSE)があり、それは自分たちが守っていきたいことや、大切にしたいことの選択でした】という一文があるんですが、〈テスラは泣かない。〉が選んだこと、そして選ばなかったことは何なのでしょうか。

ちょっと専門的な話になっちゃいますけど……リード曲(アルバムの代表曲。今作では『自由』)にピアノのリフレインを使わなかったのは今作が初めてなんです。
『アンダーソン』の時に、「ピアノのリフが耳から離れない、中毒性がある」ってすごく好評を得て以来、「僕たちのウリはピアノのリフだ」という点に固執していたところがあって。昨年10周年を終えてなにか新しいものにトライしよう、と思った時、新しいものに手を出すより先に、今あるものを一個捨てようと考えた。それがピアノのリフだったんです。
僕たちは、一番大切にしていたものを一度手放したのかもしれない。もしかしたら、今回のアルバムは「テスラこっちに行ったんだ〜!」って思う人が多いのかもしれません。

それは逆に、なんとしても聴いて確かめねば!という気持ちになりますね……!

でも、根っこの部分は変わっていないというのはわかってもらえると思います。僕らはピアノバンドで、「ピアノ×ディストーションのギター」っていうのは、僕らの専売特許ぐらいに思っていますので、今回もそこは譲っていないですよ!美しくてクラシックなピアノと、ちょっとエッジのきいたギターの組み合わせ。そこはどんどん上手になってきているんじゃないかな。

〈テスラは泣かない。〉の新たな“選択”が見えるリード曲『自由』のMVがこちらです!

このMVは、め・ちゃ・く・ちゃ・いいですよ!「未来を選ぶのは 砂漠を彷徨うみたいさ」という歌詞にリンクさせて砂丘で演奏していて、日常と非日常がリンクする壮大な映像作品になっています。CDジャケットからアー写、楽曲、歌詞、全部リンクしているんで、何度観ても面白い。「あ、ここ伏線になってるのかな?」と楽しんでもらえたら。

〈ヘス〉の前に、ぜひともチェックしていただきたいですね!もちろん『CHOOSE A』も聴いていただいて!

〈ヘス〉のステージで〈テスラは泣かない。〉に触れてもらって、かっこいいと思ったら買ってください……って言えたらかっこいいですよね?……いや、やっぱ発売日に買ってください!(笑)

また、来年2020年1月11日(土)には、SR HALL(鹿児島市)でのワンマンライブも!

今回のリリースツアーでワンマンをやるのは、東京と鹿児島だけなんです。でも、東京と鹿児島で同じライブをやっても、反応って全然違うなというのは僕らも結構経験していて。
鹿児島でやるからこそ作れる鹿児島のライブというものが絶対あるんですね。「鹿児島だからこれができる、鹿児島だからこれがやりたい」っていう、その場所でしか味わえない、オンリーワンなライブになると思います。それこそさっきの鹿児島ラーメンの話みたいな……って、あれ?
僕今、めっちゃ伏線回収しましたね!?!?

しましたね〜!さすが、持ってる……!!(笑)

最後、ドヤ顔で言っちゃった!ドヤ顔の写真は使わないでください……!(笑)

(笑)ワンマンライブでも、そして〈ヘス〉でも、鹿児島ラーメンのようなライブ、楽しみにしていますね!最後に改めて、〈THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019〉のアピールをお願いします!

 

桜島でしかできないライブ!〈ヘス〉は10月5日(土)〜6日(日)開催!

野外フェスって、音楽におけるエンターテインメントの究極の場所だと思うんです。耳だけじゃなく、五感でいろいろ感じてもらえたらなと思います。
お客さんだけでなく、ライブが日常になっているアーティストにとっても、フェスは非日常の場所。音楽好きも、そうでもない人も、そんな非日常を味わうことで、言葉では説明できない変化がそれぞれに起こるんじゃないかな。
この夏最後の
〈THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019〉
で、心をカラッとさせてください!

笑いの絶えない楽しいインタビュー、ありがとうございました!次は〈ヘス〉のステージでめちゃめちゃにクールでかっこいい村上さんに会えるのを楽しみにしています〜!

 

読者プレゼント

読者プレゼントとして、村上さんにサインをいただきました!

村上学さんサイン入り〈テスラは泣かない。〉オリジナルグッズのマルシェバッグ(1名様)と、〈THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019〉ポスター(3名様)を、くらしマップ会員様限定でプレゼントいたします! 下記の応募フォームよりご応募いただけますので、皆さんふるってご応募ください!

>>プレゼント応募フォームはこちらから<<

※プレゼントの応募受付は 2019/10/8(火)正午で終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2019

会場
鹿児島市桜島横山町1722-17(桜島多目的広場&溶岩グラウンド)
Tel
092-712-4221(BEA)※月~金/11:00~18:00、第2・第4土/11:00~15:00
日時
2019年10月5日(土)〜6日(日) 開場7:00、開演10:00、終演20:00(予定)
公式サイト
http://www.great-satsumanian.jp/

※掲載内容は記事公開時点の情報です。最新の店舗情報等につきましては直接店舗までお問い合わせください。

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