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  • 地下への階段は異世界への入り口?コーヒー浪漫香る街の守り人

知れば知るほど奥深い鹿児島コーヒーワールド

ひと口にコーヒーショップと言っても、オーナーによってその特徴は千差万別。豆の選び方、焙煎の仕方、淹れ方などの要素が繊細に組み合わされ、カップへ注がれているのです。この特集では、鹿児島の各地で“美味しい1杯”に情熱を燃やすコーヒーショップをご紹介。お気に入りの1軒、見つけませんか?

 

天文館のド真ん中。40年変わらないくつろぎとコーヒー

天文館交差点の西角にあるビル。その地下1階に〈マノン〉はあります。創業から約40年。街の景色やそこを歩く人々の人生の移り変わりを見守りながら、変わらぬ空間と自家焙煎のコーヒーで迎えてくれる老舗の喫茶店です。

奥へ奥へと誘うような階段を抜けると、そこには大正ロマンを彷彿とさせる別世界が。日常から切り離され、喫茶店の世界観に没入する瞬間です。

古い洋館を思わせる店内。やわらかな光を落とす照明によって、寄木張りの床や格天井、調度品など、シックなインテリアがいっそう落ち着いた風合いに。この隠れ家感や雰囲気にあこがれて〈マノン〉に足を運ぶ青春時代を送った人も多いのではないでしょうか。

取材に訪れた日、お店には3世代でくつろぐ親子連れから、若いカップル、新聞を読む老紳士まで、様々なお客さんが。「若い頃デートでよく来たんだよ、とお話くださるお客さまもいらっしゃいますよ」と、店長の西方さん。お店とお客さんの歴史を感じますね。

 

華やかで上品!希少なコーヒーをとっておきのカップで

ブレンドもストレートもオーナー自らが焙煎した豆を使い、オーダーごとに挽き立てをドリップしています。抽出を待つ間、美しいカップ&ソーサーのディスプレイを眺めるのも一興。ストレートコーヒーはエインズレイ、ウェッジウッド、ベンジャロン焼きなどのコレクションを使って提供されるのも魅力です。

今日は、キングオブコーヒーと称されている“ブルーマウンテンno1(1,000円)”を。「抽出したての香りを楽しんでもらうため、ブルーマウンテンは蓋付きのカップで提供しています」と西方さん。蓋を開くと、フルーティーで上品な香りがふわり香りを立たせるために浅煎りに仕上げたコーヒーは、飲みやすくスッと喉を通ります。浅煎りながら酸味は少なく、後にほのかな甘みが。

 

アイスクリームと抹茶寒天と白玉、時々コーヒー

西方さんおすすめの“特選白玉クリームあんみつ(ほうじ茶付き850円)” もいただきました。甘い紫芋アイスとほろ苦い手作り抹茶寒天、注文ごとに茹でるモッチモチの白玉とバラエティに富んだ味わいが、意外にもブルーマウンテンにぴったり。無限ループが止まりません。

昭和から平成まで、数多くの人生ドラマの舞台にもなってきた〈マノン〉。新たな元号を迎えた後も、多くの人の記憶に残る「変わらない場所」として在り続けることでしょう。

マノン 天文館店

住所
鹿児島市東千石町13-29 B1F
Tel
099-222-1688
営業時間
11:00〜23:00、日・祝日10:30〜21:30
定休日
無休
主なメニュー
アイスコーヒー450円、ケーキセット750円〜、マノンパン&ハンバーグ980円(ドリンク付)

※掲載内容は記事公開時点の情報です。最新の店舗情報等につきましては直接店舗までお問い合わせください。

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